タンニングプライド認定レザー
認定番号:TP24-059
革について
- レザー品名
- ルフト【ワイン】
- タンナー(社名)
- イサム製革
- 代表者
- 中島 一雄
- 創業年
- 1950年
- TEL
- 079-224-5174
牛革の柄付きのライトバフステアです。繊細なアンチック(柄)を施し、プルアップのもするこの革は、光沢のあるツヤもあり高級感のある仕上がりの商品です。
タンナーについて
歴史・伝統
1950年代後半に設立。現代表の兄がドイツへ、現代表がイギリスやイタリアへ製革技術やデザインなどを学びに留学したことが、姫路高木地区ではタンナーの海外留学が根付くきっかけとなりました。
主力商品は、エナメルレザーやソフトレザーといった変遷をたどりつつ、30年ほど前から紳士靴用のガラスレザーに重きを置いています。また、さらなる品質の向上とともに、イサム製革はもちろん、製革産業の街という姫路のブランディングにも力を入れているところです。
独自の強み
色々な革を製造している中、特に自信を持っているのがガラスレザーです。一般的なガラスレザーは2〜3万回の屈曲で吟浮き(吟面が浮き上がって表面に水膨れやシワができること)するのに対し、イサム製革では合成樹脂の乗せ方を工夫して、10万回曲げても吟浮きしない特別仕様のガラスレザーを開発しました。そして、高品質かつ安定供給を実現した「クリスタルレザー®️」として商標登録し、絶大な信頼を得ています。
メンテナンス方法
お手入れ工程
今までお手入れされていない、またはご使用中の革製品は必ずクリーナーから使ってください。
革の汚れをおとす
①レザーソフトクリーナーの容器をよく振り混ぜます。付属のクリーナー用スポンジにレザーソフトクリーナーをしみ込ませ、泡が充分出るまでスポンジをよく揉みます。
②一度に行う作業範囲は、30cm四方程度を目安として行ってください。汚れの箇所に直接スポンジをあて、円を描くように擦り洗いします。必ずスポンジと革の間に泡が発生した状態で擦り洗いしてください。泡がない状態で作業を続けると、革を傷つけます。泡立ちが悪くなってきたら、乾燥した清潔な白い布やキッチンペーパーなどでスポンジの汚れを拭き取り、再度クリーナーをしみ込ませて、泡立ててから作業をしてください。充分に泡立てながら洗い、泡で汚れを浮かび上がらせ、洗い出すことがクリーニングのポイントです。
③浮かび上がった汚れを、乾く前に清潔で柔らかい白い布で拭き取り、自然乾燥させます。乾燥後に、まだ汚れが見える場合は、①~③の作業を繰り返してお手入れしてください。
使用後は、汚れたクリーナー用スポンジは清潔な水でよく洗い、完全に乾燥させてから保管してください。
新品の場合は、ここから
革の保護をします
④容器をよく振り混ぜます。革の表面が乾燥していることを確認してから、付属のクリーム用タッチアップクロスにレザープロテクションクリームを付け、表面が薄く濡れた感じになるよう均一に革全体を塗布します。塗布量の目安として、3人掛けソファ約50~80ml、バッグ約10~20mlを塗布します。
※ただし、革製品の面積や吸水性によっては、目安量以上の場合もあります。
細かい隙間や、汚れがたまりやすい部分などの塗り残しに注意してまんべんなく塗布し、そのまま自然乾燥させてください。直接、肌や頭髪が頻繁に触れる箇所、例えばソファの肘掛け、背もたれ、鞄の持ち手などは、2度塗り(乾燥後に)をお勧めします。乾燥後すぐに使用できますが、プロテクションクリームがしっかり浸透する48時間後に100%の汚れ防止効果が発揮されます。
※レザーソフトクリーナー、レザープロテクションクリームは、水で薄めずに、原液のままご使用ください。
※メンテナンスされる際は、必ずホコリを除去してから作業を行ってください。
(ホコリの除去は、革の表面を擦らず掃除機で吸い取ります)
※レザープロテクションクリームを塗布する場合は、必ずクリーナーで汚れを落としてからご使用ください。(新品であっても、汚れが見える場合は同様です)
※レザープロテクションクリームは、塗って自然乾燥させるだけの作業です。塗り込んだり、拭き取ったりする必要はありません。
※汚れの種類、古さや状態によっては、ソフトクリーナーで洗浄除去できない場合がございます。その際は、販売店、もしくはユニタスファーイースト株式会社にご相談ください。
ユニタスファーイースト
TEL.079-225-5588