タンニングプライド認定レザー

認定番号:TP23-009

革について

レザー品名
ゆいレザー
タンナー(社名)
株式会社セナレザー
代表者
中森 堅二郎
TEL
079-281-9510
URL
http://www.senaleather.jp/

防水染色をほどこした下地を使用し、仕上げにはウレタンクリアーを塗布しておりますので、表も裏も水に強い革となっております。
シュリンク型押しなので、とりつぼも良く、しなやかで使いやすい革となっております。

タンナーについて

歴史・伝統

1968年(昭和43年)創業で、現代表で3代目となる老舗です。創業以来、仕上げ加工を専門にしており、現在は一年間で3,000種類(色違い含む)を超える商品の仕上げ加工を行っています。


独自の強み

細かな調色を得意とし、発色の出し方の巧妙に定評があります。また、国内原皮100%へのこだわりには、日本で食用に育てられた動物からのいただきものを余すことなく活用したいという思いが込められいます。国内原皮はグレードを合わせるのが大変であったり、扱いづらいイメージがあることは否めません。それでも、自社で製造して出荷するものに関しては内地原皮しか扱わないことを徹底しています。


My Tanning Pride
─タンナーの思い─

私たちは、あくまでも生物の命からいただいたものの副産物で仕事をやらせてもらっているという思いが大前提にあります。その中でも、可能な限りムダをなくした形で、提供したいと思っています。
特に、国内の牛をはじめとする内地原皮にこだわっているのですが、その原皮が使えるということも、やはり国内の酪農家をはじめとする方々が牛肉を生産してくださっており、その副産物を私たちはいただいているからこそです。そういう方々のおかげで私たちが仕事をできるということを忘れず、相互に思いをリンクさせながら、国内の牛ってこんなに良いものなんだよ、ということをPRできれば、という思いがあります。


メンテナンス方法

レザーケアキットの写真

レザーケアキット

タンニングプライド専用キット
ご使用ください。

お手入れ工程

今までお手入れされていない、またはご使用中の革製品は必ずクリーナーから使ってください。

革の汚れをおとす

①レザーソフトクリーナーの容器をよく振り混ぜます。付属のクリーナー用スポンジにレザーソフトクリーナーをしみ込ませ、泡が充分出るまでスポンジをよく揉みます。

②一度に行う作業範囲は、30cm四方程度を目安として行ってください。汚れの箇所に直接スポンジをあて、円を描くように擦り洗いします。必ずスポンジと革の間に泡が発生した状態で擦り洗いしてください。泡がない状態で作業を続けると、革を傷つけます。泡立ちが悪くなってきたら、乾燥した清潔な白い布やキッチンペーパーなどでスポンジの汚れを拭き取り、再度クリーナーをしみ込ませて、泡立ててから作業をしてください。充分に泡立てながら洗い、泡で汚れを浮かび上がらせ、洗い出すことがクリーニングのポイントです。

③浮かび上がった汚れを、乾く前に清潔で柔らかい白い布で拭き取り、自然乾燥させます。乾燥後に、まだ汚れが見える場合は、①~③の作業を繰り返してお手入れしてください。

使用後は、汚れたクリーナー用スポンジは清潔な水でよく洗い、完全に乾燥させてから保管してください。

新品の場合は、ここから

革の保護をします

④容器をよく振り混ぜます。革の表面が乾燥していることを確認してから、付属のクリーム用タッチアップクロスにレザープロテクションクリームを付け、表面が薄く濡れた感じになるよう均一に革全体を塗布します。塗布量の目安として、3人掛けソファ約50~80ml、バッグ約10~20mlを塗布します。

※ただし、革製品の面積や吸水性によっては、目安量以上の場合もあります。
細かい隙間や、汚れがたまりやすい部分などの塗り残しに注意してまんべんなく塗布し、そのまま自然乾燥させてください。直接、肌や頭髪が頻繁に触れる箇所、例えばソファの肘掛け、背もたれ、鞄の持ち手などは、2度塗り(乾燥後に)をお勧めします。乾燥後すぐに使用できますが、プロテクションクリームがしっかり浸透する48時間後に100%の汚れ防止効果が発揮されます。

※レザーソフトクリーナー、レザープロテクションクリームは、水で薄めずに、原液のままご使用ください。

※メンテナンスされる際は、必ずホコリを除去してから作業を行ってください。
(ホコリの除去は、革の表面を擦らず掃除機で吸い取ります)

※レザープロテクションクリームを塗布する場合は、必ずクリーナーで汚れを落としてからご使用ください。(新品であっても、汚れが見える場合は同様です)

※レザープロテクションクリームは、塗って自然乾燥させるだけの作業です。塗り込んだり、拭き取ったりする必要はありません。

※汚れの種類、古さや状態によっては、ソフトクリーナーで洗浄除去できない場合がございます。その際は、販売店、もしくはユニタスファーイースト株式会社にご相談ください。