タンニングプライド認定レザー
認定番号:TP23-044
革について
- レザー品名
- シン・コードバン
- タンナー(社名)
- 有限会社 新喜皮革
- 代表者
- 新田 芳希
- 創業年
- 1951年
- TEL
- 079-224-8136
- URL
- https://shinki-hikaku.jp
革のダイヤモンドと形容されるコードバン。馬の臀部、それも皮膚組織の内部にあるわずか1㎜程度の緻密な繊維層を削り出して仕上げた、たいへん希少で高級な革ですが、素材として固いという点が否めません。そのコードバンに独自の加工を施し、新たな質感にしたものが「シン・コードバン」です。特別なオイルを入れることで、従来のコードバンよりも柔らかく仕上げ、靴用に特化しています。足によく馴染み、お手入れもしやすくなっているのが特長です。
タンナーについて
歴史・伝統
1951年に「馬革製造・新田商店」として創業。1970年に「新喜皮革」へ改称し、1998年に「有限会社新喜皮革」へ法人化しました。世界屈指の馬革タンナーを自負しており、馬革専業のタンナーとして、「ニューレザーコンテスト 姫路市長賞」をはじめ、受賞歴多数。
コードバン製造へのいち早い取り組み、現代表・新田 芳希氏のフランス皮革学校留学、近年ではYou Tubeチャンネル開設など、常に先を行く新たな取り組みをし続けています。
独自の強み
日々技術の研鑽を積み重ね、馬革の製造を一筋に手掛けてきたタンナーです。欧州から馬皮を輸入して、原皮からコードバンとホースハイドを鞣し、仕上げまでの工程を自社で一貫生産する。これを実践できている日本で唯一のタンナーとして、国内外で定評があります。また、レザーの問屋やメンテナンス会社と強固な信頼関係で結ばれたネットワークを構築しており、エンドユーザーの製品購入後までを見据えた商品開発・販売活動をしています。
My Tanning Pride
─タンナーの思い─
先代から教えられ、自分も常に意識しているのは、「命の副産物を生かしたい」ということです。私たちタンナーの仕事は、食肉加工された後の原皮へ再び魂を吹き込み、原皮を「革」に蘇らせること。だから、動物に対する感謝の思いを忘れたことはありません。
また、創業以来、技術と情熱と時間を徹底的につぎ込み馬革の品質を高めてきた歴史があります。私たちがなすべきことは、手間を惜しまず、技術力を高めて、価値ある馬革を広く世に送り出すことです。そのために、試行錯誤を繰り返しています。
これからも、皆様へ最高級のコードバンとホースハイドを供給できるよう、社員一同一生懸命製造に勤しんでまいります。
メンテナンス方法
レザー&テキスタイルプロテクター
- ①あらかじめジャケット、バッグ、靴、家具類の汚れを落とします。スプレー缶をよく振り混ぜます。
- ②25~30cmの距離から軽く表面が濡れるように吹き付けます。
- ③表面が完全に乾いてからご使用ください。
シャイン
タンニングプライド専用キットを
ご使用ください。
- ①クロスに小豆1粒分位(約2㎜)を付けます。
- ②円を描くようにして汚れを落とします
- ③柔らかい清潔なクロスで乾拭きすることでツヤが甦ります。
ユニタスファーイースト
TEL.079-225-5588